令和6年9月26日(木)より東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2024」にて日本遺産御周印帳が配布されました。
文化庁によって登録された日本遺産は全国に104件。専用の御周印帳をもって押印場所を訪れ、日本遺産御周印を貰うという企画です。
皆さんは旅先で集める物と言えば何を想像しますか?集められるものは御朱印だけではありません。
それでは、旅先で集められる物の一部を紹介します。
■御翔印、御船印、鉄印
旅行する時、多くの人は公共交通機関を利用するのではないでしょうか。御朱印の乗り物版として御翔印、御船印、鉄印があります。
御翔印はJALグループが就航する空港で購入できます。JALが空港を拠点とする地域活性化を目的に始めた事業で、現在国内55空港の御翔印が販売されています。
御船印は、乗船場に来訪または乗船した時に購入できます。購入条件は事業者により異なります。御船印マスター制度があり、定められた条件の印を集めることにより、地域マスター、一等航海士、船長、レジェンド船長などの称号を得られます。
鉄印は第三セクターの鉄道事業者切符を購入し、指定の窓口で切符と鉄印帳を提示し、記帳料300円で鉄印の記帳または書置きの購入ができます。鉄印帳に記載の全事業者の鉄印を集めると鉄印帳マイスターカードを発行してもらえます。
■旅酒
通販では買えないお酒、「旅酒」が全国47都道府県で販売されています。スタンプ帳を持って旅酒を購入するとスタンプが押されます。全52銘柄あり、全てのスタンプを集めると全国制覇認定証と菰樽(お好きな銘柄900ml付き)がもらえます。全国制覇した人は2024年10月現在、まだ18人しかいません。
■日本100名城スタンプラリー
全国規模で実施されているスタンプラリーで有名なものに「日本100名城スタンプラリー」があります。すべてのスタンプをそろえて日本城郭協会にスタンプ帳を送れば、登城完了印と登録順位が記入されたスタンプ帳が返送されるとともに公式ホームページで名前が発表されます。スタンプラリー帳は必ずしも城の売店で売っているとは限らないので、参加する場合は事前に本屋で購入することをお勧めします。
■公共配布カード
公共配布カードとは、その土地を訪れた人が手にすることができるカード型のパンフレットです。平成19年、国土交通省などが考案した「ダムカード」が始まりとされています。公共配布カードで人気のものに「ご当地マンホールカード」があります。観光案内所など指定の配布場所を訪れると一人一枚無料でもらえます。ご当地マンホールカードは現在1076種(717自治体・団体)発行されています。
■各種証明書・認定証
全国で特定の条件を満たすと発行してもらえる証明書・認定証があります。例えば、日本本土の最東端、最北端、最南端、最西端を訪れると四極踏破証明書を観光案内所などで発行してもらえます。長野県佐久市では、「日本の海岸線から一番遠い地点」で現地の写真を撮影し、佐久市役所へ提出すると認定証を発行してもらえます。
【Webマスターコメント】
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こんなにたくさん旅先で集められるアイテムがあるんですね!
その土地での素敵な思い出はもちろんですが、コレクションを増やしていく楽しさ、達成感がありそうですね。
新たな観光スポット発見のきっかけとして、ぜひ皆様も「集める旅」という新しい冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか!
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